漢方治療の良さ
子宝漢方治療は、ホルモン剤を使った西洋医学の不妊治療とは全く異なり、
体に優しく、自然と妊娠しやすい体質に改善してゆきます。
体調もよくなりながら妊娠されることが多く、また妊娠後には
母子共に健康で健やかな状態を支えるのにも役立ちます。
以下、代表的な不妊漢方治療のメリットをご紹介させていただきます。
体に優しい
子宝漢方治療は体に優しく効果の高い不妊治療です。
不妊症に効く「子宝漢方治療」の中には、実に様々な治療法がありそのどれもが体に優しく不妊治療効果の優れたものばかりです。
「西洋医学の不妊治療」では、ホルモン剤の強い刺激で排卵を促進したり黄体機能を刺激しますので、その副作用のために不妊治療が続けられない場合も出てきます。
それに比べ「子宝漢方治療」ではむしろ弱っている生殖機能を回復させたり、あるいは回復しやすいように体調を整え、血行を改善しながら不妊の原因を解消してゆきますので非常に体に優しい不妊治療といえます。
これらの「不妊漢方治療」は漢方医学の長い歴史の中で不妊症について様々な研究と検討がくりかえされ考え出されてきたものです。特に現代まで引き継がれてきた「子宝漢方治療」は体にやさしく治療効果があります。
財布にやさしい
漢方薬は、1ヶ月の費用が1万円から3万円ぐらいです。
漢方薬の場合、1ヶ月の費用が1万円から3万円くらいの範囲(当薬局の場合)ですので1年間漢方薬を服用したとしても12万円~36万円くらいですみます。(もし途中で妊娠されればさらに費用はかかりませんが・・・・)
また、体外受精は、その時採卵した卵の状態や受精卵の分割状況によっては移植まで行かない場合もありますが、漢方薬は継続的に治療効果を積み上げながら治療してゆきますので、漢方薬を続けていくと妊娠の確率が徐々に上がってゆきます。
今までに体外受精を何回も繰り返してこられ、心身ともにくたくたになってから漢方相談にお見えになるケースも多いのが現実です。長い不妊治療の結果、心身ともに癒しが必要になっている方が漢方薬で少しずつお体の体調が復調されてゆき、お元気になられてからの方がむしろスムーズに妊娠された方が非常に多見受けられます。
漢方薬は、経済的負担も軽いのも特徴ですが、お体に対しても体調が良くなりながら妊娠へと近づけてくれるという点でもメリットがあります。
個人対応
漢方薬は人それぞれによって違う様々な不妊原因に対応できます。
漢方医学ではホルモンの視点からだけではなく体全体から不妊原因を改善する根本的な治療をしてゆきますので様々な不妊原因に対応ができます。
漢方医学での不妊治療の内容は主に以下のようなものになります。
(1)直接不妊の原因となる子宮内膜症や子宮腺筋症などの「病変」や
多のう胞卵巣や高プロラクチン血症などの「病気」を改善
(2)無排卵や排卵障害など卵巣機能や黄体機能の低下し弱っている「生殖機能」を改善
(3)月経血が少なく子宮内膜が薄いなどの「気血」不足や「気血」の流れの悪い状態を改善
(4)月経周期の乱れや月経過多、月経期間延長などの「月経」不調を改善
(5)「基礎体温」の乱れや不調を改善し陰陽のバランスを整えます
(6)不妊と密接に関わる「肝腎」を改善
(7)子宮が冷えていたり、疲れやすく全身的に虚弱体質で赤ちゃんが育ちにくい「体質」を
根本的に改善
などです。
体外受精の成功率アップ
もともと体外受精の成功率は50パーセント前後(35歳以下の場合)といわれていますが、体外受精のスケジュールにあわせ不妊漢方治療を併用されますと体外受精の成功する好条件がさらに加わり成功率アップにつながります。
体外受精が成功するかどうかは、
(1)グレードの高い卵が採卵でき、媒精後の受精卵が体外培養で順調に
桑実胚~胚盤胞まで育つかどうか。
(2)移植後子宮内膜に受精卵が着床し妊娠にいたるかどうか。
にかかっています。